Rootfor

プロダクト開発

プロダクトの開発のため、愛知県のガラスメーカーを訪問。

 

お忙しい中、社長自らガラスサンプルをもとに作り方の説明や

 

実際の製品を制作している工房を案内してくださいました。

 

 

美しい焼成ガラスのサンプルは複雑な光の透過がとても綺麗です。

 

 

 

職人さんが終業後に自発的に作っているという実験的なサンプルの数々。

 

心底物作りが好きだという企業風土が伝わってきます。

 

 

 

 

従来のガラスのイメージとは違い、多彩な表現が出来ることが分かりました。

 

固体ではなく、流動的な液体のような印象さえもちます。

 

いくつかのサンプルからは自然がうみだすパターンが見て取れました。

 

製造過程で物理の法則による力学的な力が働いているのだと思われます。

 

 

 

 

実際の制作風景

 

ダイヤモンドカッターで線を入れ、鋭利なペンチで手際良くガラスをタイル状に割っていました。

 

 

 

 

カタログやサンプルだけでなく、実際に制作している現場を見ることは手間も時間もかかりますが、

 

デザインするうえでとても大事な事だと考えています。

 

会社の企業風土や実際に制作している方達の空気感を自分の体で感じることは

 

現場に身を置かなかれば分かりません。

 

 

素晴らしいガラスと高い技術力。そして物作りにひたむきな企業風土を体感できたことは

 

今回の訪問の大きな収穫でした。

 

良い素材をどう料理(デザイン)するかはデザイナーの腕の見せ所。

 

今冬のリリースにむけて、プロダクトデザインのプロトタイプを進めていきたいと思います。

 

 

投稿者プロフィール

高野 峻太朗
ドイツの照明デザイナーに憧れ、インテリアデザインの専門学校へ進学。
全国の名建築・インテリアデザインを1年間見て廻る旅の中で、
五感で人を感動させることができる空間デザインを仕事とすることを決意。

デザイン事務所・広告制作会社・大手内装会社を経て、2019年にRootforを設立。

想いをクリエイティブでカタチにするために、日々活動しています。

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