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【店舗デザイン 】スチールサイン

先日グランドオープンした割烹店のファサード(外観)サインに

 

スチールをレーザーカットした内照式のサインを採用しました。

 

店舗の周囲は住宅が多く、都心部ではないため周りは夜になるとやや暗い印象。

 

サインの印象は明るく目立たせて悪目立ちするのではなく、

 

周囲の環境を考慮しています。

 

 

 

サインデザインは高級割烹の品格や趣を表現するために、

 

サインの四方と内部に外部用のLEDテープライトを設置し、

 

ぼんやりと文字が浮かびあがるようにしました。

 

文字部分はレーザーカットで正確に切り抜き、

 

文字のディテールを可能な限り再現しています。

 

壁面には、やわらかく光が拡散するようにアイカ工業の

 

ジョリパットという商品のゆず肌仕上げを採用しました。

 

 

 

 

 

 

こちらは商品名にもあるとおり、柑橘のゆずの表面のような上品で

 

マットな質感が特徴です。

 

表面のテクスチャーが大きすぎず落ち着いた印象に仕上がります。

 

※艶のある平滑な素材の場合、LEDの光源が映り込み

 

ツブツブが見えてしまうので素材の選定はとても重要です)

 

 

カラーバリエーションも豊富でイメージ通りの色が見つかりとても重宝しています。

 

 

 

 

サインデザインは光源の背面の質感や色、また周囲の

 

環境などを総合的に考慮することが大切です。

 

サイン自体の構成は文字部分をレーザーカットしたスチール板と

 

スチール製の台座、それに外部用のLEDテープライトのみです。

 

シンプルな構造のため価格を抑えることができ、

 

とてもコストパフォーマンス良い仕上がりとなりました。

 

 

 

投稿者プロフィール

高野 峻太朗
高野 峻太朗
ドイツの照明デザイナーであるインゴ・マウラー氏に憧れ、
インテリアデザインの専門学校へ進学。

日本全国の名建築・インテリアデザインを1年間見て廻る旅の中で、
五感で人を感動させることができる空間デザインを仕事とすることを決意。

アトリエ系デザイン事務所・広告制作会社・大手内装デザイン会社を経て、
2019年にRootforを設立。

幅広い業種のブランディング・デザインをお手伝いしてきた実績をもとに、
中小零細企業専門のクリエイティブパートナーとして、日々活動しています。

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