デザインの相談相手がいない中小企業が見落としがちな3つの落とし穴と解決策

はじめに|「ちょっと相談したい」ができないもどかしさ
中小企業の現場でよく聞く声があります。
「ロゴやパンフレットを変えたいけど、誰に相談すればいいかわからない」
「SNSの投稿画像、なんとなく伝わらない気がするけど、改善点がわからない」
「デザインって、結局どこまでやれば“正解”なの?」
デザインに関する相談相手が社内にいない、または依頼先が限られているという課題は、思っている以上に経営や広報活動の“ボトルネック”になっています。
今回は、デザインの相談相手がいない中小企業が陥りがちな3つの落とし穴と、Rootforがご提案する解決策をご紹介します。
落とし穴①|なんとなくで決めた「デザイン」がブランドの足を引っ張っている
デザインの専門家が関わらないまま作られたロゴや販促物、Webサイトには、よく見られる特徴があります。
- 競合と似た印象になってしまっている
- 使い回しやすいが、印象に残らない
- デザインに一貫性がない
結果、ブランドとしての印象が弱く、ユーザーの記憶に残りにくくなってしまいます。さらに、日々の情報発信で「この色でよかったっけ?」「写真、暗くない?」といった判断に時間を取られ、本業に集中しづらくなることも。
落とし穴②|“その場しのぎ”の発注が、長期的なコスト高に
「デザインが急ぎで必要だから、クラウドソーシングで外注した」
「知り合いのフリーランスにお願いしてみた」
このような“その場しのぎ”の選択が、結果として以下のような事態を引き起こします。
- 社内でデザインの判断基準が統一されない
- 過去のデザインデータがバラバラで管理されていない
- 長期的に見ると、毎回新規発注する分、コストが割高に
落とし穴③|“誰に届けたいか”が、デザインに落とし込まれていない
デザインは見た目の話だけではありません。「誰に、何を、どう伝えるか」という設計思想がなければ、どんなに美しくても意味をなしません。
たとえば…
- 採用ページがあるのに「どんな人に来てほしいか」が伝わっていない
- 商品カタログがあるのに「どんな場面で使ってほしいか」がわからない
こういったケースは、デザインの根本=“コンセプト設計”が抜けていることが原因です。
まとめ|デザインは、経営の意思決定と隣り合わせにある
デザインとは、単なる「制作物」ではなく、経営の“意思”を伝える重要なツールです。相談できる相手がいるかどうかで、その精度とスピードは大きく変わります。
Rootforでは、「まるで社内にデザイン部門があるような感覚」を目指し、経営の視点に寄り添ったデザインのパートナーとして伴走します。
関連サービスのご紹介|Rootforのデザイン顧問サービス
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投稿者プロフィール

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ドイツの照明デザイナーであるインゴ・マウラー氏に憧れ、
インテリアデザインの専門学校へ進学。
日本全国の名建築・インテリアデザインを1年間見て廻る旅の中で、
五感で人を感動させることができる空間デザインを仕事とすることを決意。
アトリエ系デザイン事務所・広告制作会社・大手内装デザイン会社を経て、
2019年にRootforを設立。
幅広い業種のブランディング・デザインをお手伝いしてきた実績をもとに、
中小零細企業専門のクリエイティブパートナーとして、日々活動しています。
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