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サロン開業の費用対効果を高める店舗デザイン|小面積でも映える事例

サロンを開業するとき、多くの方が悩むのが「限られた予算でどこまで世界観をつくれるか」という点です。
店舗デザインは、ただ“見栄えを良くする”ためのものではなく、集客・リピート率・売上のすべてに直結する経営投資です。

Rootforでは、開業準備の初期段階から関わることも多く、レイアウトはもちろん、事業コンセプトやブランドストーリーを整理するところから伴走しています。

ここでは、「小面積でも映えるサロンづくり」をテーマに、費用対効果を最大化するための考え方をお伝えします。

小さなサロンでも“広く見せる”デザイン設計

小規模なサロンほど、「どう見せるか」が空間の印象を決定づけます。
限られた面積の中で心地よさや上質さを感じてもらうためには、物理的な広さよりも“心理的な広がり”をつくることが大切です。

例えば、

視線の抜けを意識する:入口から奥に向かって視線が通るように設計することで、実際の面積以上に広く感じさせることができます。

高さの演出を工夫する:天井の一部を上げる、照明を吊る位置を変えるなど、視覚的に縦方向の奥行きを感じさせる設計が効果的です。

色と素材のトーンを統一する:仕上げや家具のトーンを揃えると、空間が整理されて見え、実際以上に広がりを演出できます。

小さなサロンでは要素を詰め込みすぎず、ポイントを絞ることがとても重要です。要素を減らすことで、空間のコンセプトが際立ち、洗練された印象を生み出します。

サロンの世界観を“言語化”してからデザインする

デザインの良し悪しを決めるのは、図面や素材だけではなく「コンセプトの解像度」です。
Rootforでは、サロンオーナーの想いをヒアリングし、「どんなお客様に、どんな気持ちで過ごしてほしいのか」を一緒に言語化するところから始めます。

サロンのデザインは、オーナー自身の“哲学”を形にする行為でもあります。多くの競合と差別化するためにも、自分らしさを空間に落とし込むことで、他にはない魅力が生まれます。

小面積でも映える空間は、“しっかりとしたコンセプト”から生まれる

これまで手がけてきた小規模店舗の多くは、面積に限りがありながらも、空間から感じるメッセージが明確な空間に仕上がっています。
その理由は、限られた条件の中で“何を大切にするか”というコンセプトの解像度が高いからです。

小さなサロンほど、細部の積み重ねがブランドの印象を形づくります。だからこそ、デザインは「装飾」ではなく「経営の言語化」なのだと感じています。

WORKS(兵庫県西宮市 カラー専門店の店舗デザイン実績)/toiro

投稿者プロフィール

高野 峻太朗
高野 峻太朗
ドイツの照明デザイナーであるインゴ・マウラー氏に憧れ、
インテリアデザインの専門学校へ進学。

日本全国の名建築・インテリアデザインを1年間見て廻る旅の中で、
五感で人を感動させることができる空間デザインを仕事とすることを決意。

アトリエ系デザイン事務所・広告制作会社・大手内装デザイン会社を経て、
2019年にRootforを設立。

幅広い業種のブランディング・デザインをお手伝いしてきた実績をもとに、
中小零細企業専門のクリエイティブパートナーとして、日々活動しています。

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