分解して考える
難しい問題や高い目標を目指すときについ高い壁に圧倒され、
どうしていいか分からないことが20代前半の時は多くありました。
しかしデザイン事務所で修行していた時の師匠に、ある考え方を学んでからは、
迷いがなくなりふっきれるようになりました。
それは「どんな難しい問題も小さな問題の集まりで、分解して1つづつ解決していけばいい」と。
要素を分解し、1つづつ理解し解決する。この考え方を学んだおかげで困難な問題への恐怖はかなり減
りました。
空間・店舗デザイナーは、学び、習得することが数多くあります。
例えばCADのスキル、デザイン能力、各種法規、施工知識、プレゼンのスキル、
コミュニケーション能力、経営・ビジネス・マーケティング全般の知識などなど。
世間一般の超有名デザイナーの仕事をメディアなどで目の当たりにすると、
とても到達できない目標のように感じられます。
それでも現状の課題を把握し、解決に向けて1段づつ階段を登ることしか
目指した目標に到達できません。
40代、50代、60代の各年代はもとより一生この課題はつきまとうんだなと感じますが、
学び、自分の理想に向けて成長していくことはとても楽しいことです。
まだまだ発展途上ですが1歩づつ階段を登って行こうと、
新元号になったこともあり新たに決意した次第です。
投稿者プロフィール
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ドイツの照明デザイナーであるインゴ・マウラー氏に憧れ、
インテリアデザインの専門学校へ進学。
日本全国の名建築・インテリアデザインを1年間見て廻る旅の中で、
五感で人を感動させることができる空間デザインを仕事とすることを決意。
アトリエ系デザイン事務所・広告制作会社・大手内装デザイン会社を経て、
2019年にRootforを設立。
幅広い業種のブランディング・デザインをお手伝いしてきた実績をもとに、
中小零細企業専門のクリエイティブパートナーとして、日々活動しています。
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